Vision
よみ かき そろばん の再定義
人材、製品、あらゆるものがコモディティ化していく世の中で、これまでにない新しい価値を創造する力、「ゼロからイチを生み出す力」が求められているように思います。
また、近年世の中の製品におけるソフトウェアが占める割合は大きくなり、製造業全般においてデジタル化が進んでいます。(例えば、デジタル家電の設計においては、工数の60%以上がソフトウェア開発になっています)
デジタル化(ソフトウェアリッチ)が進むということは、ソフトウェアによる価値創出割合が大きくなることを意味しており、今後はソフトウェア開発能力(プログラミング能力)が必須な時代になることが予想されます。
このような時代背景において、製品(ハードウェア)をよみ解き、ソフトウェアをかくことができる力を幼い頃から教育の一環として育成していく仕組みが必要であると考えます。
未来をつくる子供たちが、楽しみながら、どんどんアイデアを形にできる環境を構築していきます。
ハツメイカーを増やす
ハツメイカーとは、「ハツメイ(発明)」と「メイカー(作る人)」を掛け合わせた造語です。
つくることは、自分の価値基準を明確にできることに加え、自分の人生を豊かにする機能も合わせ持つのではないでしょうか。
つくることで出力されるものは、自分の枠を越えて、それ自身が媒体となり自分以外の人々と様々な関わり、つながりを持つことができます。
そうやって自分自身、自分の周り、地域、社会が活き活きして活気溢れるコミュニティと化していくことを期待しています。
その手段として、FabLab(Fabrication Laboratory)をつくります。
自らハイメイカーとなり、そして、ハツメイカーを増やす活動を行なっていきます。
伝統芸能 × 先端テクノロジー
伝統芸能をテクノロジーで再発明する新しい地方創生を実施していきます。
「共創」という新たなものづくり体系の創出
日本のものづくりの現状は、製品のコモディティ化により低価格化の過当競争に陥っているといっても過言ではないと思います。その結果多くの製品が市場シェアを激減させています。
これまでの、トップダウン的なものづくりだけではなく、我々エンドユーザが、広島、日本のものづくりについて考え、新しいものづくり体系を創出していくことが、自分たち、子供たちの未来を創っていくことになるのではないでしょうか。
ファブラボ広島安芸高田は地域企業と様々な属性を持つエンドユーザをつなぎ新たな価値を創造すべく取組みを実施していきます。