Fab Camp Hiroshima-Akitakata 1st 〜番外編①〜
- 2014年01月11日
- カテゴリ:Fab News
今回は、FabLab Hiroshima-Akitakataの数少ない(唯一の?)女性メンバである私 ゆう子 がお届けします。
2013年の終わりに開催された「Fab Camp」。
議論はどんどん発散し、おもしろい意見がたくさん飛び交いました。
今回集まったメンバーは初対面が多かったし、バックグラウンドもばらばら。FabLab Hiroshima-Akitakata自体も、まだはっきりとした形をしているわけでもありません。
そんな中、どうしてこんなにおもしろい意見が次々と出てきたのかな?と、考えてみました。
こんな一コマがありました。 みかん片手に行われた話合いの途中、1人のメンバーが、ポツリと。
「・・・みかんの皮も、3Dプリンタで作れるんだよね?」
すると即座に、 「やってみよう!」 の声。
と、いうわけで。3Dプリンタで作っちゃいました。 そんなみかんの皮がこちら ↓ 微妙なうねり具合が、リアルです。
FabLab Hiroshima-Akitakataを、どう築き上げていくか。 そんなマジメな話をしているのに、みかんの皮をつくろう、というフマジメ発言。そして、それに乗っかるマジメなメンバー達。笑
今回のFab Campでは、こういった、思ったことを自由に言える雰囲気や、おもしろそうなことは何でもやってみようというメンバー達が揃ったから、濃厚でアツい話合いができたのかな、と思います。
そして、私たちの築いていきたいFabLabは、こういった、『いろんなものを、自分たちで作ってみたい!』という単純で純粋な思いが、根本にあるのかなとも感じました。
ちなみに、このみかんの皮。
①スマホのアプリで3Dデータを取得し、(「123D catch」というアプリを使用)
②PCへそのデータを取り込み、(「makerware」というソフトウェアを使用)
③3Dプリンタで出力!
これだけです。
②では、こんな感じです↓
最初は、機材や、技術や、なんだか難しそう・・・と思っていたところもあるんですが、 思っていたほど、難しくありません。
私は未だにみかんの皮を見ると、ふと、今回の楽しかったFab Campを思い出したりします。笑
3Dプリンタって、FabLabって、もしかしたらそれぞれの思い出や大切なものを、
手軽に作り出せるものなのかもしれないな~
なんて想像したり。
ワクワクがどんどん膨らんでいる、FabLab Hiroshima-Akitakataです。
article written by yuko