CODE(Co-Drone for Education)
- 2018年08月30日
- カテゴリ:Fab News
こんにちは、FabLab Hiroshima-Akitakata代表の渡辺です。今回は、高校魅力化を推進している町に対する先進教育カリキュラムの提案プロジェクト(CODE)についてご紹介致します。
※CODE:CoーDrone for Education
このプロジェクトは、日本の地方の市町村が共通して抱えている以下の問題に対するエンジニアリング的ソリューションとして提案しているものです。
地方の市町村が抱えている問題の認識
- 低年齢層(10代~20代前半)の移動者数。流入の見込みが乏しい。
- 子育てや教育に対する地域格差が拡大している
- 高齢化に伴う第1、第2次産業生産年齢人口の減少と、地方におけるITリテラシー付き人財の枯渇に伴う第3次及び第4次産業の伸び悩み。結果として、町の財源の継続的な自治的確保は難しくなってきている。(地方交付税交付金、国庫支出金に依存した歳入)
- 地域分権化を実現する経済的自治力が低い(財源の内、地方交付税交付金、国庫支出金が占める割合が大きい)。
このように、町が抱える問題を俯瞰すると、問題の構図(負のサイクル)がある事に気付かされました。
加えて、競合分析(我々の強み)や具体的なカリキュラム構成案と実施計画を作成・説明し、実現可能な取組みであることを理解頂きました。
また、本取組みは、2020年大学入試改革(高大接続改革)の本質となる下記「学力の3要素」を育む効果をもたらすと考えています。
以上より、取組みとして興味と理解を頂き、今後の展開に向けて動いていくことになりました。引き続き、尽力して参りたいと思います。