3Dプリンタ総覧2014

3Dprinter2014

3Dデータから短時間、かつ手軽に立体造形物を手に入れられる3Dプリンタ。近年、低価格機などの登場によって急激に注目を集め、モノを造る手段として検討する企業が増えています。

実際、3Dプリンタで使える材料のバリエーションは増え、精度も向上しており、一方で装置の低価格化も進んでいます。しかし、世の中にある数多くの成形・加工技術がそうであるように、3Dプリンタも万能ではなく、その実力を正確に見極めることが不可欠です。使いこなしのためのノウハウが必要なことも同じです。

各装置で使える材料、造形方式、そして実現できる精度は異なります。使いこなすためには、3Dプリンタの基本原理を理解した上で、市場にどのような3Dプリンタが存在するのかを把握する必要があります。

 

【第1章解説編】

・製造業以外に急拡大、誰もが企画・設計、作り手に
・試作のハードル下がり、開発プロセス革新の好機到来
・3Dプリンタの基礎知識、多種多様な造形方法と材料
・積層造形で不可欠なサポート部  作成可能な形状や後処理で違い
・日本の技術力を結集し、砂型用3Dプリンタの生産性を10倍へ
・無償ツールで3Dデータを作成、造形サービス込みのマーケットサイトも登場
・用途拡大に不可欠な材料物性の拡大、多種多様な樹脂材料の開発が進む
・再編が進む3次元プリンタ業界、大きな2グループが登場

 

【第2章  活用編】

・「 Cube X」でiPhoneケースを造形、造形成功には事前調整が必須
・ 3Dプリンタで試作型を速く安く、射出成形もプレス加工も樹脂型で
・金属を3Dプリンタで造形、粉末積層法で金型や部品を

 

【第3章  製品レポート】

3D Systems社
Cube/CubeX
・ProJetシリーズ
ProJet 1000/1500
ProJet 3500/3510/5000  ほか

EOS社
EOSINT P/FORMIGA P
EOSINT S
103 EOSINT M

ExOne社
S―Print

MakerBot社
Replicator 2/Replicator 2X

Mcor Technologies社
Mcor IRIS

Micro Factory社
UP! Plus/Up! mini

Solido社
SD300Pro

Stratasys社
Mojo 3D Printer
uPrint SE/SE Plus
Dimensionシリーズ
FORTUSシリーズ
Objet24/Objet30 Pro
Objet Edenシリーズ
Objet Connexシリーズ

アスペクト
RaFaEl 300/550

キーエンス
AGILISTA―3100

シーメット
RAPID MEISTER ATOMm―4000

ディーメック
ACCULAS BA―30

ホットプロシード
Blade―1

松浦機械製作所
LUMEX Avance―25

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