Fab9
- 2013年09月06日
- カテゴリ:Fab News
第9回 世界ファブラボ会議 国際シンポジウムに参加してきました。
「ものづくり」というものを多角的に観れ考える時間を持つことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
「Why」より「How」。なぜつくるのかを定義することは重要ですが、どうすればつくれるのかを知ることも重要であることを改めて感じました。
「頭」より「体」。「机上」より「現場」。
【日本製造業の経済への貢献度】
GDPに対する貢献度が低下しており、サービス産業化が進んできているのが現状。製造業における雇用が減少し、サービス産業の雇用でカバーしている。
製造業で外貨を稼いでいる日本という国において、製造業雇用を増やすことが政府含めてのミッションとなっている。
【製造業とものづくり】
そのような中で日本として、どういうものづくりをしていくべきなのか、その解を模索しているという印象。
ファブラボもその解の一候補となる得る。
【製造業とパーソナルファブリケーション】
製造業というのは、参入が難しかったが、第三次産業革命(工業の個人化)により、参入障壁は低くなっている。
ファブラボを通じて経済発展することも可能であるかもしれない。
ファブラボというある種のパラダイムシフトがどう既存の事業者と関わって行くか。
いまあるものづくりのやりかたをどういう風に変えられるのかを地道にうったえ示していくことが重要でありファブラボの役割。
どういう成功事例を市民、国民に示して行くか。
こんないいことがある、こんなメリットがあるということを分かりやすく示すこと。
とにかく、ファブラボの価値を誰にでも分かりやすく説くことが大切であると感じた。